2024年2月11日日曜日

第3話「小さな一歩が大きな変化を呼ぶ 〜公募から始まった芸術の冒険〜」

こんにちは、皆さん。今日は、私がグループホームに引っ越してから始まった、一つの素敵な冒険についてお話ししたいと思います。そのきっかけは、講談社の公募『ハガキイラストコンテスト』の情報を見つけたことでした。


私は住んでいたグループホームの近くにあるリネンサプライ・ランドリーで働いていました。

日中の仕事の合間を見ては、お昼休みの時間を使って、ボールペンで描いたイラストに心を込めていました。

ある日、講談社の公募情報を目にし、思い切ってそのイラストを使って応募することにしました。仕事が終わり、夕方に近くのポストに投函。

そして、その後の翌々月に一次審査を通過したとの通知が届きました。


驚きと嬉しさで胸がいっぱいになり、講談社の関係者が沖縄に来て面談を受けました。

その方のアドバイスで、講談社フェーマススクールズ(KFS)の通信講座を受講することになりました。通信講座のスタートから3年後、私はKFSを卒業しましたが、絵を学びたい気持ちは変わらず、在籍会員として学びの旅を続けました。


その成果が次第に芽生え、市内の図書館からの依頼で沖縄の民話を題材にした紙芝居の制作や、地域生活支援センター主催のアート展への出展、そして琉球新報のイラストコーナーに作品が時折掲載されるなど、様々な機会に恵まれました。


そして、私の描いた作品が沖縄県内の『こころの芸術・文化フェスティバル』のポスターデザイン部門で最優秀賞を受賞。

これは自分にとって大きな励みとなり、芸術の世界での可能性を信じることができました。


KFSが廃校になった2017年までの間、絵を通して地元社会に貢献できることに喜びを感じました。

小さな一歩が、大きな変化をもたらすことを知り、自分の夢に向かって進む決意を新たにしました。


この経験を通じて学んだことは、チャンスはどこにでも潜んでいるし、自分の可能性は無限だということ。

夢に向かって一歩踏み出す勇気が、人生を素晴らしい冒険へと変えていくのですね。

これからも絵を通じて人々に喜びと感動を届けられるよう、日々精進していきます。どうぞ応援していただければ嬉しいです。

この冒険を振り返りながら、私は自分の成長や変化に感謝の気持ちでいっぱいです。

挑戦し続けることで見える景色があり、その景色が私の人生に彩りを添えてくれています。

絵を通して得た経験が、私をより良い未来に導いてくれることを信じています。これからも新たな可能性に向けて歩みを進めていきます。


障がい者が捜索で自立する方法の一つとして


精神障がい者がクリエイティブな分野や絵画・芸術・アートの分野で自立するためには方法は色々ありますが、以下の方法も役立つかもしれません。ただし、個々のニーズや状況により異なるため、柔軟に対応することが重要です。


専門学校やコースへの参加:

アートやデザインの専門学校やワークショップ、コミュニティカレッジなどに参加することで、専門的なスキルを身につけることができます。多くの場合、柔軟なカリキュラムやサポートが提供されています。


オンラインコースの利用:

インターネット上には様々なクリエイティブなスキルを学べるオンラインコースがあります。これにより、自宅で学ぶことができ、自分のペースで進めることができます。


アートセラピーやサポートグループの参加:

アートセラピーや精神障がい者向けのサポートグループに参加することで、アートを通じて感情の表現やリラックスが可能となります。また、仲間との交流や共有が、自立への一歩となります。


個展やイベントへの参加:

自分の作品を展示する機会を模索し、個展やアートイベントへの参加を考えてみましょう。これにより、作品を広く知ってもらい、可能なら販売や委託も検討できます。


自己表現の場の確保:

クリエイティブな自己表現の場を確保することが大切です。個人のウェブサイトやSNSを活用して、自分の作品やクリエイティブな活動を発信し、ファンやサポーターを広げることができます。


雇用支援プログラムの利用:

地元の雇用支援プログラムや精神保健サービスを活用して、適切なサポートを得ることが重要です。就業支援やアート関連の職業訓練などが提供されていることがあります。


アートのセラピストとの協力:

アートセラピストや専門のカウンセラーと協力し、心の健康とクリエイティブな活動を両立させることが大切です。アートを通じた自己表現が心の健康にプラスの影響を与えることがあります。


助成金や資金調達の探求:

グラントや助成金の応募を検討し、資金調達の手段を見つけることで、プロジェクトやアート活動により集中できる環境を整えることができます。

これらの方法を組み合わせることで、クリエイティブな分野やアートの領域での自立が可能となります。重要なのは、自分のペースで進むことや必要なサポートを適切に受けることです。





自著

 

アート活動(パラリンアート)

 

アート活動(ドアレスアートオキナワ)

 

 

Fine Art America

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